見知らぬ街へ。


目の前を流れる
あの川の上に
小さな
舟を浮かべて
流れる旅は
どんなだろう。

ひとりきりの
小さな舟。
たったひとりの
孤独な旅。

どこかで
君と
すれ違うかもしれない。
いつか君と
並んで走っているかも
しれない。

虹の彼方に見た
見知らぬ街で
いつか君と
出会えますように。

by M.iku 2006.05.25