みえないうちゅう。
ぼくが
どんなに瞳をこらしても
みえないうちゅうを
きみは
いつもゆびさしてた。
きらきらひかる瞳をして
とおいゆめを
はなしてくれた。
ぼくが
どんなにみみをこらしても
とおいうちゅうを
きみは
ひとりで聴いていた。
みえないうちゅうは
とおいゆめ
ずっときみの
そばにいたら
いつかぼくにも
みえるかな。
きみがみている
みえないうちゅう。
by M.iku 2006.10.06