ほしぞら。
きみが静かに
心の中で さよならを決めた時
ぼくは何も知らず
星空の下で はしゃいでいた。
ぼくがそっと
胸の中で さよならを呟いた時
きみは気付きもせず
星空の下で 大きな腕を広げて
星を、掴もうとしていた。
流れて行く季節の中で
ぼくたちは
あの夏の星空には
もう
会えない。
by M.iku 2006.08.27