『See-Saw』
きみがうたう。
ぼくがうたう。
どちらかが、強すぎないように。
どちらかが、弱すぎないように。
きみのうたが響く。
ぼくのうたが寄り添う。
きみのうたが寄り添うように
ぼくのうたが響く。
どちらかが強すぎないように。
どちらかが弱すぎないように。
同じ強さで
交互に響く。
きれいなハーモニーが
聴こえるように
ふたつのバランス
とりながら。
伝言の目次へ