『レールの上。』
ずっと走ってきたレールの上を
手を繋いで歩いた。
君と手を繋いで歩いたら
その先に
小さな光が、見えた。
1本のレールの上を、
夢を乗せて、走って行った。
このレールの上には
夢だって走っていた。
いつか
手を放す日が来たとしても
ずっと忘れないうたを
風の中で、聴いていた。
このレールの上で、
ずっと、ふたつの心は、
繋がっているように。
そっと、心には
夢を、抱いて。
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